外科後期研修医募集

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外科後期研修医募集

水戸赤十字病院の外科では後期研修医を募集しています

当院は、茨城県水戸市内にある442床の総合病院です。われわれ外科は75床を有し、手術症例は年間約1,100例です。現在、消化器外科のほか乳腺、血管外科の専門医を含む9名のスタッフと、後期臨床研修医(レジデント)2名の計11名で診療にあたっています。

通常、スタッフとレジデントがペアとなって患者さまを受け持ち、開腹、開胸手術はもとより、腹腔鏡下手術、内視鏡検査(上部、下部、肝胆膵)、内視鏡治療(ESD、EMR、EPBD、EST、各種ステント挿入他)、IVR(PTBD、PTGBD、血管造影、大動脈ステントグラフト、PTPE)など幅広く多彩な手技の修得が可能です。また、近隣の医療施設と連携して小児外科、呼吸器外科領域の研修も行っており、外科学会専門医取得に必要な症例も経験できます。

さまざまな分野の疾患を診断から治療 さらに緩和医療に至るまで、総合的な能力を養うことを希望される外科医に適した研修施設であると考えています。

募集人数  若干名
研修期間  2~3年
勤務条件・応募手続き等は後期研修医ページをご覧ください。

ご連絡・お問合せは
電話 029-221-5177
FAX 029-227-0819
水戸赤十字病院 院長 佐藤 宏喜
E-mail hi-satou■mito.jrc.or.jp
第三消化器外科部長 清水 芳政
E-mail yshimizu424■yahoo.co.jp
※ ■を半角アットマークに変えてお送りください。

当科の特徴

上部消化管疾患

食道癌は年間20例程度あり、うち手術症例は約10例程度です。約半数が放射線化学療法やステント治療といった進行癌患者が多いのが特徴です。手術件数では近隣病院とほぼ同数程度です。また食道裂孔ヘルニアや横隔膜ヘルニアなど外科的治療が必要な場合は鏡視下手術を積極的に導入しています。胃癌は年間約110例の手術症例があり、内、腹腔鏡補助下手術が約40例を占めています。当院の腹腔鏡下手術の適応は、早期胃癌を中心としており、リンパ節転移のない筋層浸潤程度進行がんまでを適応としています。また通常内科で行われているESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)も積極的に外科で行っており年間約30例に施行しています。

指導医からのひとこと:
内視鏡検査に関しては全くの初心者の方がほとんどで基本的な手技から指導しています。年間最低200例以上の内視鏡検査は行えると思います。手術に関しては、術者としては開腹の胃切除を中心に修練していただき、腹腔鏡手術は第一助手、スコピスト、能力に合わせて部分的に術者を行っていただきます。
文責:第三消化器外科部長 清水芳政

下部消化管疾患

大腸悪性腫瘍手術は年間約160例。開腹手術90例、腹腔鏡下手術70例を手掛けており、県内では最も多い症例数です。特に下部直腸癌に対する、肛門機能温存手術に特に力を入れております。腹腔鏡下手術においても非常に多くの症例を経験することができます。大腸内視鏡検査においても年間1600件程度を外科で施行しており、十分トレーニングが可能な環境と思われます。
文責:第二消化器外科部長 捨田利外茂夫

肝胆道系および膵疾患

2012年度は肝切除26例(部分切除14例、区域切除5例、葉切除7例)、膵頭十二指腸切除15例(肝膵同時切除2例を含む)、膵体尾部切除6例、他2例でした。年々増加傾向であり、今年度は1月から6月までの半年間で、31例の肝胆膵悪性腫瘍手術を行っております。胆石手術は年間約110例で腹腔鏡下手術が中心です。また、年間約100例のERCPを外科で行っており、閉塞性黄疸に対してのドレナージ(ENBD, ERBD)や、総胆管結石に対しての内視鏡的採石(EST,EPBD)なども行っております。他、IVR(経皮的胆道ドレナージ(PTBD)や血管造影、大量肝切除前の門脈塞栓(PTPE)、ラジオ波凝固(RFA)、肝動注療法など)も行っており、総合的な研修が可能です。

血管

血管外科の手術件数は多くはありませんが、動脈血行再建術は年間20例程度、下肢静脈瘤手術は年間100例程度です。しかし、腹部大動脈瘤のステントグラフト治療は茨城県では最も早く平成20年より導入し、下肢静脈瘤のレーザー治療も茨城県内の公的病院としては早く、平成24年より開始しています。1~2年在職すれば、外科専門医の必須条件である大血管10例、末梢血管10例の助手経験は確保可能です。
文責:血管外科部長 内田智夫

乳腺疾患

2012年実績 乳腺手術174例 このうち温存手術123例 センチネルリンパ節生検は132例に施行 手術のみでなく超音波ガイド下針生検、マンモトーム生検などの診断手技も研修可能です。
文責:副院長兼乳腺外科部長 佐藤宏喜

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